2012年08月24日
人類みな兄弟
学生の頃 相手によって付き合い方を変えるのは君子ではないと学びました。
世間に出て 人と付き合うにおいて まず長期戦なのか短期戦なのか見極めるべし 短期戦なら多少の不平・不満は口をつぐむべし 長期戦なら反対にとことん腹を割って話すべしと読んでなるほどと思いました。
長ずるにつれ 国と国との外交と個人個人の付き合いとは全く次元の違うものであると分かってきました。
人類みな兄弟といいます。
今夕の総理大臣のスピーチに注目したいと思います。 続きを読む
世間に出て 人と付き合うにおいて まず長期戦なのか短期戦なのか見極めるべし 短期戦なら多少の不平・不満は口をつぐむべし 長期戦なら反対にとことん腹を割って話すべしと読んでなるほどと思いました。
長ずるにつれ 国と国との外交と個人個人の付き合いとは全く次元の違うものであると分かってきました。
人類みな兄弟といいます。
今夕の総理大臣のスピーチに注目したいと思います。 続きを読む
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12:00
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2012年08月22日
末代までの教育論
山本五十六が戦死した時に 世間における人気に肖って 軍神 山本神社の建立が実現寸前までいったということでしたが 盟友であった 米内光政と井上成美が 神格化されて いちばん困るのは山本だと言って その計画を阻んだそうです。
また井上成美は 日本海海戦の英雄 東郷平八郎を軍神化しだした頃から帝国海軍が おかしくなってきたというようなことを述べています。
元より高校野球に暗いのと 猫に小判とばかりに 人生論の類いに手を出さないせいか この人のことは最近まで知りませんでした。
また 如何なる権威とされるものでも、疑問を覚える性格のせいか 有名な先生だったということでしたが 意識的に避けていたのかもしれません。
元開星高校野球部監督 野々村直道氏です。
賛否両論あるでしょうが 昔かたぎの先生であることは誰も否定できないように思うのです。 続きを読む
また井上成美は 日本海海戦の英雄 東郷平八郎を軍神化しだした頃から帝国海軍が おかしくなってきたというようなことを述べています。
元より高校野球に暗いのと 猫に小判とばかりに 人生論の類いに手を出さないせいか この人のことは最近まで知りませんでした。
また 如何なる権威とされるものでも、疑問を覚える性格のせいか 有名な先生だったということでしたが 意識的に避けていたのかもしれません。
元開星高校野球部監督 野々村直道氏です。
賛否両論あるでしょうが 昔かたぎの先生であることは誰も否定できないように思うのです。 続きを読む
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11:55
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2012年08月21日
ロバは旅に出たところで
ロバは旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではないと続きます。
何の学問も知識もないものが、海外に遊んでも得るところはないというほどのことでしょう。
古人は戸口から一歩も出ないで世の中のすべてを知り、窓の外をのぞきみることもしないで宇宙の道理を知ると云っています。
東欧の国で日本語を教えようと、はるばる渡欧した女子大生が殺されたそうです。
これ以上同じような犠牲者を出さない為にも 大学において国際人とはいったい何であるのかを真剣に考えてみるのが良いのかもしれません。 続きを読む
何の学問も知識もないものが、海外に遊んでも得るところはないというほどのことでしょう。
古人は戸口から一歩も出ないで世の中のすべてを知り、窓の外をのぞきみることもしないで宇宙の道理を知ると云っています。
東欧の国で日本語を教えようと、はるばる渡欧した女子大生が殺されたそうです。
これ以上同じような犠牲者を出さない為にも 大学において国際人とはいったい何であるのかを真剣に考えてみるのが良いのかもしれません。 続きを読む
Posted by さつまどり at
09:52
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2012年08月09日
それを言っちゃあ おしまいよ
お馴染み フーテンの寅さんの名言ですが 国の東西を問わずタブーというものは存在します。
アメリカにおいては 人種差別がそれで ビリーホリディの唄う 奇妙な果実の世界が歴史に確かに存在した事実は消したくても消せない汚点として残っているのです。
昔 我が国のプロ野球において フアンを驚愕させた助っ人外国人がいました。
ヤクルトのボブ・ホーナーと ダイエーのケビン・ミッチェルです。
ミッチェルは札付きの不良外国人でしたが二人の打撃は それはもう開いた口が塞がらないとはこのことかと実感させるほどのものでした。
それもそのはずで 二人ともロートルではなく バリバリの現役メジャーリーガーだったのです。
はじめの勝ちはウソ勝ちという言葉があります。
アメリカは 前回(女子W杯)では 不覚をとった 足下をすくわれたと思っていることでしょう。
雪辱を期したいというのは建前で 本気を出して目にもの見せてやるとばかりに かかってくることでしょう。
猛牛の如き相手を なでしこがどう捌くのか楽しみです。 続きを読む
アメリカにおいては 人種差別がそれで ビリーホリディの唄う 奇妙な果実の世界が歴史に確かに存在した事実は消したくても消せない汚点として残っているのです。
昔 我が国のプロ野球において フアンを驚愕させた助っ人外国人がいました。
ヤクルトのボブ・ホーナーと ダイエーのケビン・ミッチェルです。
ミッチェルは札付きの不良外国人でしたが二人の打撃は それはもう開いた口が塞がらないとはこのことかと実感させるほどのものでした。
それもそのはずで 二人ともロートルではなく バリバリの現役メジャーリーガーだったのです。
はじめの勝ちはウソ勝ちという言葉があります。
アメリカは 前回(女子W杯)では 不覚をとった 足下をすくわれたと思っていることでしょう。
雪辱を期したいというのは建前で 本気を出して目にもの見せてやるとばかりに かかってくることでしょう。
猛牛の如き相手を なでしこがどう捌くのか楽しみです。 続きを読む
Posted by さつまどり at
07:27
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2012年08月08日
ここがロドスだ、ここで跳べ
オリンピックも折り返しを回って 大団円へと向かっています。
夜半のサッカー男子の試合は残念な結果と相成りました。
始まりがあるから終わりがあるのは当然で選手達の如何なる努力に関わらず結果というものは 良くも悪くも無慈悲にやって来ます。
大津選手は悔し涙に暮れていました。
扇谷選手はミスを犯した自らを責めて地にひれ伏していました。
ベルイマンの第7の封印に出てくる死神が 死を告げにやって来た相手に なぜ死なねばならぬのか尋ねられて答えに窮する場面があります。
この死神は神様なのに妙に人間的だったので印象に残っているのです。
死神は答えます。
分からない。
ただ それはやって来るだけだ。
結果も死と同じく ただやって来るのかもしれません。 続きを読む
夜半のサッカー男子の試合は残念な結果と相成りました。
始まりがあるから終わりがあるのは当然で選手達の如何なる努力に関わらず結果というものは 良くも悪くも無慈悲にやって来ます。
大津選手は悔し涙に暮れていました。
扇谷選手はミスを犯した自らを責めて地にひれ伏していました。
ベルイマンの第7の封印に出てくる死神が 死を告げにやって来た相手に なぜ死なねばならぬのか尋ねられて答えに窮する場面があります。
この死神は神様なのに妙に人間的だったので印象に残っているのです。
死神は答えます。
分からない。
ただ それはやって来るだけだ。
結果も死と同じく ただやって来るのかもしれません。 続きを読む
Posted by さつまどり at
14:36
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